現代の建設までの背景

我国がこれまで歩んで来たうちでも大きな変化があったのは明治時代以降の近代に入ってからでした。 西洋文明を受け入れて都市には洋館建てと呼ばれる洋風の建築物が建てられるようになりました。 建物を手がける業者は規模が拡大するに従って土木建設にも手を延ばし、ゼネコンと呼ばれるようになって行きました。 道路や鉄道の建設を始め港湾や堤防、橋梁やダムなどインフラ工事をも手がけて行きました。 その後関東大震災が発生して殆どの建物は消失してしまいました。ここでのレンガ造りの構造物から教訓を得て鉄筋コンクリート建築に取り組むようになってゆきました。 その後戦争が始まると工場建築を初めとして軍需産業関連の施設を手がけるようになりました。 戦後になって廃墟から立ち上がり、不況な時期もあったものの高度経済成長の時期に突入して住宅やビル需要が増大しました。 その後はインフラ関係の整備や公共建物、共同住宅、そして超高層ビルまで建設を行うようになって行きました。

現在経済成長は低迷しています。そして住宅のストック数は余剰の状態にあります。住宅の購入者も高額所得層と貧困層の2極化が生じてお金持ちは5億円もする住宅を手に入れる反面、そうでない層は中古住宅を購入してそこにリフォームを施して住まうケースも増えて来ています。 今後は海外の建設現場や土木の現場で工事を行う可能性は高いと見られます。アフリカや中近東、東南アジア等も範囲に入るものと見られます。 その後は2020年に東京オリンピックを控えていますので、大会の会場やその周辺の整備の工事が増えるものと予想されます。 建築関係者は高齢化しています。若い人たちは建築関係から遠ざかり、この種の職につく人が不足しているのが心配されています。