任意売却のアレコレ

任意売却を利用する場合の注意点

住宅ローンが払えなくなった場合にとる方法として、競売に比べてメリットが大きい任意売却ですが、いくつか注意点があります。住宅ローンの滞納が続くと、金融機関は競売を申し込みます。競売が始まると、もう任意売却はできなくなるのでその前に行なう必要があります。都市銀行や信用金庫などでは滞納してから3ヶ月で競売に申し込むところが大半ですので、素早く行動を起こす必要があります。 任意売却は100%成功するものではありません。依頼する業者の能力によっては時間切れで競売に入ってしまったり、希望価格での売却ができなかったりする場合もあります。法外な手数料を請求されたり(手数料は法律で決まった額しか請求できない)、しなくていい自己破産を勧めてきたりする業者には注意が必要です。

任意売却を利用することで得られるメリット

戦後長く続いた不動産神話は崩壊し、バブル崩壊、リーマンショックなどの影響で不動産価格が大きく担保割れし、住宅ローンが不良債権化するようになりました。そのような時代背景の中、金融機関支援策の一環として任意売却が頻繁に行なわれるようになりました。 任意売却には競売にないメリットがたくさんあります。ほぼ市場価格で物件を売却できること、交渉によりますが、引越し代金などがおよそ10万円から50万円まで捻出できること、近所に知られずに売却できること、売却後なお借金が残っても無理なく分割払いができることなどです。いずれも競売した場合は得られないメリットです。任意売却は複雑で大変なイメージがあり、裁判所がすべてやってくれる競売を選ぶ人もいますが、専門業者にまかせることで、煩雑な手続きからも開放されます。